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数字を次の練習につなげる

成功率、ターンオーバー、出場中の得失点差を、試合の状況と合わせて読みましょう。

HOOPROVE運営チーム/更新:2026年9月10日

50%と40%。
高い方がよいとは限りません。

成功率が高くても、試投数が少なければ数本で大きく変わります。まずは「何本打って何本入ったか」を一緒に見ましょう。

成功率だけで比べると?

合計は 10/24本 ≒ 41.7%

成功率と試投数をセットで読みます。数値は説明用の架空例です。

以下の数値は説明用の架空例です。実在のチームの成績や、HOOPROVE導入による効果を示すものではありません。

1.成功率には、試投数を添える

シュート成功率は「成功数 ÷ 試投数 × 100」で計算します。2P・3P・FTを分けて見ると、どの種類のシュートで差が出たかを整理できます。試投数が0の場合は成功率を計算できず、「0%だった」とは区別して考えます。

2Pシュートの比較例
記録成功/試投成功率
試合A2/450%
試合B8/2040%

試合Aは成功率が高くても、試投は4本だけです。この2試合だけで調子の良し悪しを断定せず、シュート位置、相手の守備、複数試合での変化を確認します。2試合合計では成功10本/試投24本で約41.7%です。50%と40%を単純平均した45%とは異なります。

練習で確認したい問い

「リング近くまで運べているか」「同じ位置でも守備がいるときに外れているか」など、映像や観察で確かめられる問いに変えましょう。位置別分析を見るときは、シュート位置の入力が終わっているかも確認します。

2.ターンオーバーは、原因まで見る

ターンオーバーは攻撃の機会を失った場面を振り返る手がかりです。合計だけでなく、パスミス・キャッチミス・トラベリングなどの内訳を見ます。

例えば12回のうちパスミスが7回なら、「パス練習を増やす」と決める前に、どの場面で起きたかを確認します。相手のプレッシャー、受け手の動き、パスを出すタイミングによって取り組む内容は変わります。

  1. 同じ種類のミスをプレー履歴や映像で確認する。
  2. 共通する場面を一つ選ぶ。例:サイドライン付近でのパス。
  3. その場面を練習で再現し、パスの前に見ておく場所や受け手の動きを確認する。
  4. 次の試合で、同じ場面の変化を見る。

試合時間や攻撃回数、対戦相手が違うとミスの回数も変わります。回数が減ったことだけを改善の証拠にせず、比較条件をそろえて見てください。

3.+/−は、出場中のチーム得失点差

ある選手の出場中にチームが12得点、相手が8得点なら、その時間帯の得失点差は+4です。その選手自身が4得点したという意味ではありません。

同時に出ている仲間、相手の組み合わせ、出場時間の影響も受けます。選手の優劣を決める順位表として使うより、「この時間帯は何がうまくいったか」を確認する入口として使います。交代の入力漏れがないことも前提です。

4.次に試す行動を一つ選ぶ

総合分析では、期間や月、チーム全体/選手別を切り替えて変化を確認できます。一度にすべて改善しようとせず、次の練習で試す行動を一つ選びます。

記録で見えたこと
パスミスが多かった。
映像や現場で確かめること
受け手が止まっている場面か、出し手が囲まれている場面か。
次の練習で試すこと
該当する場面を再現し、受ける位置とパスを出す前の確認を練習する。
次の試合で見ること
同じ状況で選べるパス先が増えたか。結果だけでなくプレーの変化も残す。

記録の抜けがあるときは、その範囲をチーム内で共有しましょう。試合記録の手順では入力と試合後の照合方法を説明しています。